研究報告書「Sensuous City[官能都市]~身体で経験する都市」表紙

「HOME'S」を運営するネクストはこのほど、「Sensuous City[官能都市]~身体で経験する都市;センシュアス・シティ・ランキング」を発表した。

同ランキングは、ネクストの社内シンクタンク「HOME'S総研」による研究報告書「Sensuous City[官能都市]~身体で経験する都市;センシュアス・シティ・ランキング」にあるもの。全国134の都市を対象に、「その土地で経験したこと」を聞いた結果に基づいてランク付けした。調査対象は、全国の都道府県庁所在都市と、それ以外の政令指定都市に居住する20歳~64歳までの男女1万8,300名。3月23日から29日にかけてインターネットを通じて実施した。

「金沢市」が8位にランクイン

質問は、「都市の行動」として8つのカテゴリーを設けた。内容は「共同体に帰属している」「匿名性がある」「ロマンスがある」「機会がある」「食文化が豊」「街を感じる」「自然を感じる」「歩ける」。それぞれに関連する4つの質問をした。

ランキング総合1位は「共同体に帰属している」や「歩ける」の指標で高い評価を得た「東京都文京区」だった。2位の「大阪市北区」、3位の「武蔵野市」に偏差値総計で40ポイント以上の大差をつける結果となった。

トップ10には東京23区と大阪市の各区が並ぶ中で、「金沢市」が8位に入った。東京都では23区のうち約半数の13区と、「武蔵野市」を筆頭とする6つの市が上位50位にランクインする結果となった。東京23区、大阪市、横浜市以外では、12位に「静岡市」、14位に「盛岡市」など18都市が50位以内に入った。

「センシュアス・シティ・ランキング」上位20都市