LG Electronicsは、IFA 2015のLGブースで日本未発表(海外では発表済み)のスマホ3機種を展示した。その3機種のスマホは、「G4 C」、「G4 S」、そして「G4 Stylus」で、機種名に"G4"の名称が付けられた、LGのハイエンドスマホ「G4」の流れを汲む製品だ。3製品とも湾曲液晶を採用していたり、背面に電源ボタンやボリュームボタンを配置するといったG4の特徴を受け継いでいる。ただ、これらはハイエンド製品というわけではなく、どちらかというと廉価モデルの位置づけとなっており、G4 Cは中東、G4 Sは欧州で販売される。G4 Stylusは現時点ではまだ発売時期や発売地域は未定とのことだ。

G4 C

G4 Cは、展示された3機種の中で最も小さい、5インチIPS液晶を搭載する製品。液晶左右ベゼルがかなり狭くなっているので、5インチ液晶搭載ながら、持ちやすい印象を受ける。

液晶解像度はHD(720×1,280ドット)で、G4同様に縦方向に湾曲している。背面には800万画素のカメラと、その下に電源ボタン、ボリュームボタンを配置。また、背面カバーに幾何学的な凹凸が施されている点も特徴のひとつ。

プロセッサは1.2GHzのクアッドコアプロセッサで、RAMは1GB、ストレージは8GB。本体サイズは69.8(W)×139.7(D)×10.2(H)mm、重量は136g。バッテリー容量は2,540mAh。

5インチ液晶搭載の「G4 C」。手に馴染みやすいサイズで扱いやすいと感じる

左側面。わかりづらいが、液晶面は縦方向にわずかに湾曲している

上部側面。高さは10.2mm

右側面。側面にはボタンなどはなくすっきりしている

裏面。カバーには幾何学的な凹凸の模様が施されている

裏面に800万画素のカメラを搭載。その下に電源ボタンとボリュームボタン。液晶面には500万画素カメラがある