JR東日本秋田支社はこのほど、秋田県秋田市の同支社ビルを建て替えると発表した。2016年1月に着工し、2017年春から新しいビルを使用する予定。

JR東日本秋田支社ビル完成イメージ

現在の支社ビルは1958~1959年にかけて建てられ、すでに完成から50年以上が経過。老朽化の進行や、建物を分散して配置していることによる土地利用効率の低さを踏まえ、次世代に向けて建替えを行うこととした。

新しい支社ビルは現位置の南側に集約して建設し、駅前広場に面した新たな用地を創出。新支社ビルは鉄骨造り5階建てとなり、エントランスの内装に秋田杉を使用する。長時間対応の非常用電源を設け、大規模地震など災害時の拠点機能強化を図る。現支社ビル跡地にできる新たな用地には、秋田県・秋田市・JR東日本の3者で締結したまちづくり協定の趣旨を踏まえ、駅周辺のにぎわい創出に寄与する機能の導入をめざすという。