お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、6日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、国会前で行われる安保反対や反戦のデモに関して持論を語った。
過去にも同番組で安保法案の必要性を訴えてきた松本。8月30日の国会前に主催者発表で12万人、警察発表で3万人が集結して抗議デモが行われたことが取り上げられると、「看板の文句とかを見てると、やっぱり僕は同じ感情ではないかな」とあらためて安保賛成の立場を示した。
また、「あとはこれを継続していかないと。たまにこうやって集まっても何の意味もない。これをどれだけ続けていけるのか」と訴え続けることの重要性を説く一方で、「これは国会に向かって言うことなのかなという気がする」と疑問を投げかけた。
今月3日、中国は北京・天安門広場で「抗日戦争勝利70年」を記念する軍事パレードを行った。松本はそのことに触れ、反戦を掲げる人々に向けて「戦争はむしろ向こうから近づいてきているわけだから、そっちに向かって言わないと。国会に向かって言ってもしょうがないやろと僕は思いますね」とメッセージを送った。