27回目を迎えたファッションイベント「神戸コレクション2015 AUTUMN/WINTER」が5日、神戸市中央区のワールド記念ホールで開催され、人気モデルやタレントが秋冬の新作をまとって繰り広げるショーで観客を魅了した。総入場者数は過去最高となる13,425人にのぼった。
同イベントでは、それぞれに趣向を凝らした4つのステージを展開。オープニングには女性ファッション誌で人気の「やぎたま」コンビこと八木アリサと玉城ティナが登場し、それぞれにブルーとピンクの色違いニットをまとったお揃いコーディネートを披露。続く1stステージでは、ブラウンのシンプルなワントーンコーディネートで大人のムードを演出した中村アン、人気アニメ『進撃の巨人』に登場する調査兵団のコスプレ姿でランウェイに現れた加藤夏希らが会場を盛り上げたほか、シークレットスペシャルゲストのタレント・西川史子がノースリーブの真っ赤なドレス姿で登場し、ひときわ大きな歓声を浴びた。
2stステージには、インスタグラムなどで見せるモデルばりの写真などで女子力の高さが評価されている吉本新喜劇座長の小籔千豊が河北麻友子らとともに登場。さらに、バラエティー番組で人気急上昇中のオネエタレント・GENKINGがまばゆいばかりのスパンコールファッションでランウェイを歩き、お得意の「や~よ」ポーズを連発して観客を沸かせた。また、トークゲストとして板野友美も出演。デビュー10周年を迎えた現在の心境を「いろいろあった10年ですが、ここ最近は演技の仕事が多く、自分として殻をひとつ破れたような気がします」と語った。
3rdステージでは、3月の春夏コレクションに引き続いての登場となるAKB48・小嶋陽菜がモデルを務め、ランウェイで観客に投げキッスを送るなどノリノリ。だが、前回は自身の写真集『どうする?』を、今回は自らがPRを担当する映画『テッド2』の主人公"テッド"のぬいぐるみを抱えて出演したことを、MCの敦士から「なにかしら手に持っての登場ですよね」と突っ込まれると、「そうなんです! 宣伝ばかりでごめんなさい」と苦笑い。最後にはちゃっかりと「私の写真集、そして『テッド2』をよろしくお願いいたします」と告知も添え、笑いを誘っていた。
また、4rdステージでは、人気ブランド・サマンサタバサと神戸コレクションがタッグを組んだモデルオーディション「ワンライフモデルオーディション」の結果発表が行われ、プロゴルファーの藤田光里の妹で「可愛過ぎるキャディー」として注目を浴びる藤田美里さんが審査員特別賞を受賞。初めてファッションショーのランウェイを歩き、「今までゴルフしかしていなかったので、中学生からの夢が叶ってうれしい!」と喜びをあらわにしていた。
そのほか、俳優の玉木宏、三浦春馬がスペシャルゲストモデルとして出演。先月の『24時間テレビ』で100kmマラソンを走ったばかりの歌手・DAIGOも登場し、「ランウェイと聞くと走っちゃうクセついてるから」とウォーキング中に走り出すなど茶目っ気たっぷりのパフォーマンスでイベントを盛り上げた。
なお、このイベントの模様は9月25日にMBSテレビ(深夜0:50~1:50)にて放送される。