カップルによっては結婚の話をするために会いに行くケースもあれば、お互いに実家暮らしで「どんな人と付き合っているのか会ってみたい」なんて話が、親御さんから出るケースも珍しくないでしょう。

男性にとって彼女の父親の存在が恐ろしく感じるように、女性にとっては彼氏の母親の存在がひときわ気になるものです。

できるだけ好印象に"彼の彼女"として認めてもらうためにも、今回は当日避けたい行動として「彼ママのウケが悪い女性の特徴」についてまとめてみました。

■彼に対する態度があまりにキツイ

草食系男子が増えているといわれる昨今、付き合いのなかでも女性がリードすることが多いのでは? そんな姉さん女房気質の女性が彼のお母さんに会う際は、"お母さんの前での彼との会話"にくれぐれも注意しましょう。

というのも親御さんと話をしていると、ふたりの関係について話題を振られることもありますよね。そんな時、彼に同意を求めるように「そんなことないよね?」「そうなの?(笑)」など、彼をまるで子供のように扱ってしまうと、相手のお母さんの性格によっては「尻に引かれちゃいそうでちょっと心配……」といった印象を持たれてしまうかもしれません。

ですので、初めて彼のお母さんやご両親と会う時は、あくまでも自然体を意識しながら"彼と、彼のご両親の両方を立てる"ことを意識してみて。相手は彼のお母さんである前に、人生の先輩です。

何か気の利いたことが言えなくても、こうした気遣いができるかどうかで好印象につながるはず。いわば当日は"普段彼と一緒にいるあなた"と、"一歩大人の女性のあなた"を上手に見せることが大切になってきそうです。

■常識外れの言動を取る

ひと昔に比べて結婚は家同士というよりも、本人同士の問題という意識が強くなってきています。すでにお互いがしっかりと自立していれば、いくら彼のお母さんといえども「彼が選んだ相手なら」と、基本的には受け入れてくれる親御さんが多いものです。

ですが、常識があまりに外れた相手は、いくら彼がいいと思った彼女でも親御さんとしては不安が残りますよね。例えば顔を合わせた時に、きちんと挨拶ができない、玄関の履物が脱ぎっぱなし、出してもらったお菓子やお茶をディスるなど……。

こうした相手の機嫌を損ねてしまう言動は「常識がなってない」として、彼のお母さんもふたりの付き合いに口を挟みたくなってしまいそうです。

大人として、社会人として常識ある行動を取ることは、親御さんの前でも同じです。彼と一緒にいることに安心せず、当日は"ひとりの女性"として彼と、そして彼のお母さんと接する姿勢が大事になってくるでしょう。

いかがでしたか。お互いの年齢がまだ若ければ、親御さんもつい口うるさくふたりの関係について、指摘したくなるのは仕方のないことです。反対にお互いがいい大人であれば、こうした常識ある行動が取れさえすれば、彼のお母さんも「ちゃんと付き合っているんだ」と感じられて、ふたりの関係を応援したくなるのではないでしょうか。

<著者プロフィール>
柚木深つばさ
フリーランスライター。「AppWoman」「ウレぴあ総研」「ハウコレ」「東京独女スタイル」「恋学」「ラルーン」「教えて! gooウォッチ」など、女性向け媒体を中心に恋愛、モテテクに関する記事を連載。男女にまつわる素朴な疑問について読者視点を心掛けながら、日々記事にして解決していきます。

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