整体師の大山奏です。少し肌寒い日が出てきました。急な雨などで気温が一気に下がることもあるので、体温調節が大変ですよね。この時期は、自律神経のバランスが崩れてバテやすいので、体調管理には注意してくださいね。

さて今回は、身近なものを使ったストレッチをご紹介します。普段なら捨ててしまうラップの芯を使って肩甲骨や背中周りをほぐしてみましょう。

足を肩幅に開いて立つ。両手でラップの芯を持って手を前に伸ばす

前後渡しストレッチ

Step1: 足を肩幅に開いて立ち、両手でラップの芯の両端を持って腕を伸ばします

Step2: ラップを左手だけで持ち、体の後ろに回します

Step3: 右手も後ろに回して、体の後ろで芯を受け渡します

体の回りを2、3回ほど回したら、反対回りも行ってください。芯を受け渡すときに体の真ん中で受け渡せているか確認してみましょう。片方の肩周りが固くなっていると、どちらかの回転が難しく感じるかもしれません。

手はなるべく体から離れたところを通るように動かしましょう。腕を回しても体の軸はずらさないようにします。上半身が前に倒れやすいので注意してください。

左手を大きく後ろに回す

後ろで右手に芯を受け渡す

芯を持つ場所を変えて挑戦

最初は芯の端を持って行いますが、楽にできるという人は持つ場所を中心に近づけていってみましょう。最終的には芯の真ん中で両手がぶつかるようにして受け渡せるとグッドです。

重さがないもので代用も可能

今回はラップの芯を使って行いましたが、同じくらいの長さのものならなんでもOKです。ただし、重たいもので行うと肩に負担がかかってしまう可能性があるので、軽いものを使ってください。

後ろでの受け渡しがうまくできないからといって、勢いをつけてしまってはいけません。手は自然な流れで回していきます。肩甲骨をしっかり動かすことで背中のこりをほぐしてみてくださいね。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。