ミックスウェーブは9月3日、米JH Audioのカスタムインイヤモニター「THE SIRENS SERIES - Layla」(以下Layla)と「THE SIRENS SERIES - Angie」(以下Angie)を発表した。発売は9月5日。希望小売価格は、Laylaが323,334円で、Angieが165,926円(いずれも税別)。

LaylaとAngieは、Astell&KernとJH Audioのコラボモデルとして、2015年2月にアユートから発売された。今回ミックスウェーブが発売する新モデルは、LaylaとAngieのカスタムIEM版にあたる。

「THE SIRENS SERIES - Layla」

Laylaは、スタジオマスタリングのリファレンス用として開発されたインイヤモニター。高域、中域、低域にそれぞれ4本のBAドライバーを搭載した、3ウェイ・12ドライバー構成となっている。周波数特性は10Hz~23kHzで、インピーダンスは20Ω。入力感度は117dB/mW。

クロスオーバーフィルターには24dB/octのフィルターを採用。ケーブルは着脱式で、コネクタは独自仕様の4ピンタイプだ。付属のケーブルには、低域調整用のアジャスターを装備。アジャスターの最大値は+13dB(60Hz)で、絞りきったときに、低域が完全にフラットになるようチューニングされている。

低域調整用のアジャスターを装備

Angieは、高域に4本、中域と低域にそれぞれ2本のBAドライバーを搭載した3ウェイ・8ドライバー構成のモデル。周波数特性は10Hz~23kHzで、インピーダンスは17Ω。入力感度は117dB(1mW)だ。

「THE SIRENS SERIES - Angie」

Laylaと同様に、ケーブルは着脱式で、4ピン式の独自仕様コネクタを採用。付属ケーブルには最大値+10dBのアジャスターを備えている。