アイファイジャパンは9月4日、無線LAN内蔵のメモリカード「Eyefi(アイファイ)」シリーズの新モデルとして、「Eyefi Mobi Pro 16GB」を発表した。発売は9月10日で、推定市場価格は税込7,980円。
「Eyefiカード」シリーズは、Wi-Fi機能を内蔵したSDHCカード。インターネットにつながらない環境でも、画像や動画のデータをモバイルデバイスなどに転送できる。
「Eyefi Mobi Pro」は、デジタルカメラのメニューからプロテクト指定された画像だけを転送する「選択転送」やRAW画像の転送にも対応したシリーズ。新モデルの「Eyefi Mobi Pro 16GB」では、容量無制限の「Eyefiクラウドサービス」が1年分付属する。
Eyefiクラウドサービスは撮影した写真を自動で同期し、簡単に管理できることが特徴。アップロードされたデータは、画像解析技術により自動的に、「風景」「食事」「人物」といった10の主なカテゴリーと80のサブカテゴリーに分けられる。さらに、タグ、アルバム名、地点情報、日付情報などの条件を設定すれば、それ以降に追加された写真も自動的に分類される。
さらに、アップロードしたデータからカメラ機種名、撮影日時、絞り値、シャッター速度、ISO感度、露出モードなどの情報を分析し、撮影の傾向をグラフ化した「統計情報」の確認も可能。Eyefi Mobiデスクトップアプリを連携させると、PCに保存したデータをクラウドで一括管理できる。