京浜急行電鉄は10月15日、京急ファインテック久里浜事業所(神奈川県横須賀市)で鉄道事故復旧訓練を実施する。これを受けて同社は訓練の見学希望者100名を募集している。

昨年の鉄道事故復旧訓練の様子

この訓練は事故発生時の迅速な対応をめざし、毎年秋に実施しているもので、今年で34回目。今回は「動作中の踏切道内に侵入した自動車と衝突して列車が脱線、乗客に負傷者が発生し、線路・電気・通信設備が損壊する」との想定で実施される。京急グループ関係者約200名が参加し、乗務員による初動対応、負傷者の救助や乗客の避難誘導、脱線した車両の復旧、線路や電気設備の復旧作業など、一連の対応を確認するとともに、鉄道各部門の連携強化を図る。

見学時間は11時頃から15時頃まで。専用の観覧席と昼食(軽食)が用意される。応募ははがきで行い、9月18日必着。当選者には9月下旬に当選通知が届くとのこと。詳しい応募要領は京急電鉄オフィシャルサイトで確認できる。