エプソンは3日、90万ページの耐久性を持つA3カラーページプリンタ「LP-S8160」、「LP-S7160」、「LP-S6160」を発表した。10月中旬から順次発売し、価格はオープン、店頭予想価格は「LP-S8160」が90,000円台後半、「LP-S7160」が70,000円台後半、「LP-S6160」が40,000円台後半。

LP-S8160

LP-S8160

「LP-S8160」は、カラー・モノクロとも約32枚/分という高速印刷が可能なA3カラーページプリンタ。ランニングコストは、カラーが約10.9円、モノクロが約2.7円だ。印刷解像度は1,200dpiで、独自の解像度補正技術によって、600dpi時でも2,400dpi相当の高精細出力が可能。

節電機能も充実している。「節電自動設定」機能では、操作パネルから「節電移行時間(自動)」を選択することで、利用状況に適した節電移行時間を自動設定してくれる。手動で節電スケジュールを設定することも可能。操作パネルには「節電ボタン」を設け、節電モードの移行と復帰を簡単に行える。

プリント機能としては、自動両面印刷に対応するほか、1ページのプリントデータを拡大して複数枚の用紙に分割プリントする「ポスター印刷」機能も新たに搭載。A3サイズの用紙を4枚使用し、最大A0サイズの大判ポスターを印刷できる。

主な仕様は、プリント方式がレーザー方式、解像度が最大1,200×1,200dpi、対応用紙サイズがA3サイズまで。ファーストプリントタイムはカラーが9.9秒、モノクロが8.3秒。ウォームアップタイムは節電復帰時で12秒以内、ディープスリープ復帰時で13秒以内、電源オン時で15秒以内。

標準用紙カセットには最大305枚、MPトレイには最大190枚の用紙をセットできる。オプションの増設カセットユニットを導入すれば、最大2,505枚までの用紙をセット可能。インタフェースはUSB 2.0、Gigabit Ethernet対応有線LAN。本体サイズはW499.5×D610×H452mm(使用時)、重量は約45.1kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Windows Server 2003 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.6.8以降。

LP-S7160

「LP-S7160」は、印刷速度がカラー・モノクロとも約30枚/分のモデル。ランニングコストはカラー約12.9円、モノクロ約2.9円で耐久性は60万枚。本体サイズはW499.5×D610×H452mm(使用時)、重量は約45.1kg。そのほかの仕様は「LP-S8160」とほぼ共通。

LP-S6160

「LP-S6160」は、印刷速度がカラー・モノクロともに約25枚/分のモデル。ランニングコストはカラー約14.9円、モノクロ約3.3円で耐久性は60万枚。自動両面印刷はオプションとなる。本体サイズはW499.5×D610×H452mm(使用時)、重量は約44kg。そのほかの仕様は「LP-S8160」とほぼ共通。