Cerevoは9月3日、スマート・スポーツ用品ブランド「XON(エックスオン)」の新製品として、スポーツアクションカメラ「REC-1(レック ワン)」、ワイヤレスヘッドセット「BONE-1(ボーン ワン)」を開発したと発表した。ドイツ・ベルリンで9月4日から9日(現地時間)まで開催される「IFA2015」にて実機を展示する。

Cerevoは1月に「XON」の第1弾製品として、スマートフォンと連携するスノーボード・バインディング「SNOW-1(スノウ ワン)」を発表している。今回はSNOW-1とも組み合わせて使える、XON第2弾製品としてREC-1とBONE-1を発表した。

SNOW-1(写真はスノーボードへの装着イメージ)

REC-1

REC-1はフルHD(1,080p)/60fpsでの記録に対応したアクションスポーツカメラ。スノーボーダー視点で動画を撮影できる。SNOW-1で測定した滑りのデータと、撮影した動画をSNOW-1用スマートフォンアプリ上で同時に表示。荷重のかけ方や重心といった情報をスノーボーダー視点の動画にオーバーレイして確認できる。

REC-1

通信機能として、IEEE 802.11b/g/nに準拠した無線LAN、Bluetooth 4.0を備える。撮影した動画は無線LAN経由でスマートフォンへ転送可能だ。スマートフォン向けのREC-1専用アプリでは、REC-1の映像をリアルタイムでスマートフォンに表示できるほか、静止画の撮影も行える。

サイズはW31×D115×H37mm、重量は120g。画素数は約400万画素。記録メディアはmicroSD。充電やデータ転送用のmicroUSBポートも持つ。防水性能はIPX4相当。販売価格は299ドルで、国内価格は未定だ。

BONE-1

BONE-1はBluetooth 4.1対応の骨伝導型ワイヤレスヘッドセット。骨伝導のため、耳に入ってくる周囲の音を遮りにくく、ワイヤレスのため、スポーツ中も邪魔になりにくい。SNOW-1用アプリと連携することで、SNOW-1で計測したデータのフィードバックを音で通知する。

BONE-1

単体のヘッドセットとしても使用でき、Cerevoはスノーボードだけでなくランニングやサイクリングでの使用も想定している。

サイズはW140×D150×H30mm、重量は約40g。対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP。連続再生時間は約5時間。販売価格は169ドル前後で、国内価格は未定だ。