楽天はこのほど、旅行予約サイト「楽天トラベル」にて、「奈良県を旅した人が選ぶ! 奈良県・旅めしランキング」を発表した。同ランキングは、2014年7月15日～2015年7月15日の期間中、同サイト利用で奈良県に宿泊した人(奈良県居住者は除く)を対象に実施したアンケート512票の結果をもとに算出された。アンケート期間は7月23日～27日。

1位「柿の葉寿司」

1位となったのは、魚と寿司めしを柿の葉にのせ、四角く包んだ「柿の葉寿司」。同品で使用する柿の葉には抗菌作用があることが古くから知られており、腐敗防止のために生み出した料理とされているとのこと。街中の百貨店や、駅構内の販売店などでも購入できる。

2位には奈良県三輪地域の特産品「三輪素麺」がランクインした。同品は、しっかりとしたコシと歯ごたえ、舌触りの良さが特徴。三輪地域の中心である桜井市周辺に同品の専門店が点在しているほか、宿泊施設でも夕食や朝食として提供しているとのこと。3位は「奈良漬け」で、奈良時代には高級品として貴族に食べられていたという。

2位の「三輪素麺」

4位は「大和の茶粥」となった。茶粥とは番茶で炊き上げたお粥で、大和地方では古くから食されているという。サツマイモや餅など季節の食材を加えたり冷やすなどさまざまな食べ方が楽しめる。また、身体に優しい食材を使用していることから、宿泊施設の朝食で提供されることも多いとのこと。

4位「大和の茶粥」