夏が終わろうとして、秋が顔を見せ始めている今日このごろですが、早くも文房具売場では2016年の手帳コーナーができ始めました。毎年「来年はどんな手帳にしようかな~」と楽しみに手帳売り場に向かう方も多いと思いますが、自分にぴったりな手帳を選ぶのってなかなか難しいですよね。使い始めてから「あっ、ここはちょっと思ってたのと違う……」「やっぱり前のと同じものを買えばよかった……」という後悔する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな手帳選びで失敗しないためにチェックしておきたいポイントをご紹介します。手帳選びの参考にしてみてください。
1. まず今の手帳との関係を振り返る
手帳を買いに行く前に、今の手帳との関係をしっかりと振り返っておきましょう。そのために、事前に以下の3項目をメモしてみましょう。
①手帳を使う際に絶対に譲れない条件
②今の手帳の気に入っているところ
③今の手帳の気に入っていないところ
例えば①であれば「月曜始まりであること」や「週間レフト式であること」などが挙げられます。②では、①ほどではないけれど気に入っている点が当てはまります。次の手帳を選ぶ際に「必須ではないけれどあったらいいよね」というポイントですね。例えば「カバーが赤なので鞄の中で目立つ」とか「罫線が薄いので記入した文字が見やすい」など挙げてみましょう。
③の気に入っていないポイントもしっかりと書き出しておくことが重要です。「時間の刻みが1時間毎なので細かい予定が立てにくい」や「紙が薄いので裏に滲んでしまった」など書き出しておくと、次の手帳を選ぶ時に同じ失敗を繰り返す可能性が低くなります。ほとんどの方がこの作業をせずに手帳売り場に行ってしまいます。同じ失敗を繰り返さないためにも、一度今の手帳との関係を振り返ってから新しい手帳を探しに行きましょう。
2. 一度に使う手帳はまずは1冊に
手帳は一元化がオススメです。仕事用とプライベート用を分けて別冊にされる方もいらっしゃいますが、複数冊管理は意外と労力を使いますし、ダブルブッキングの原因にもなります。慣れている方はOKですが、手帳の使い方模索中の方にはあまりオススメしません。
3. いつでも持ち歩けるようにカバンの大きさも考慮
予定を確認するタイミングはいつやってくるか分かりませんので、手帳はできるだけ常に持ち歩くことをオススメします。外出時に突然家族や友人から予定の確認の電話がかかってきたときに、「あ、手帳は家だから帰ったら確認するね」では相手に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。常に持ち歩くことを考えると、大切なのは大きさです。
仕事用の鞄の大きさを考えて手帳を選ぶ方が多いのですが、プライベートの鞄は見落としがち。「仕事のことだけを考えて大きめのサイズの手帳を買ったら、プライベートでよく使うカバンに入らなくて結局持ち歩かなくなってしまった」という失敗談をよく耳にします。常に持ち歩くためにも「プライベートでどのような大きさの鞄を使うことが多いか?」についてもチェックしてから手帳の大きさを選んでみてください。