日本マイクロソフトは3日、大画面のコラボレーションデバイス「Microsoft Surface Hub」の予約受付を開始した。55インチと84インチの2モデルを用意。2016年1月より出荷を開始する。店頭予想価格(税別)は55インチモデルが830,949円前後、84インチモデルが2,374,059円前後。
Microsoft Surface Hub 55 インチ
「Microsoft Surface Hub 55 インチ」は、Windows 10搭載の大画面デバイス。ネットワークを介した共同作業を可能にするべく、コラボレーションに最適化されている。たとえば、遠隔地にいる参加者なども同じ会議室にいるかのように共同作業を行える。
タッチでの操作が可能で、ペン入力にも対応。100カ所のマルチタッチと最大3本の同時ペン入力も可能となっている。前面には1080p対応のビデオカメラを装備し、大画面によるビデオ会議などをサポートする。
会議内容をホワイトボード機能で書き留めたり、遠隔地とSkype for Businessで接続してビデオ会議を実行したり、といった活用法を日本マイクロソフトは想定している。Officeも同梱されているので、ExcelやPowerPointなどのコンテンツを共有しながら議論することも可能だ。
主な仕様は、CPUがIntel Core i5、メモリが8GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)。ディスプレイは100点マルチタッチ対応の55型で、解像度は1,920×1,080ドット(120Hz)。OSはWindows 10。
通信機能はGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、DisplayPort×1など。パッシブ赤外線プレゼンスセンサ×2と光センサを搭載。本体サイズはW1,514.3×D85.8×H806.4mm、重量は48kg。Surface Hubペンが2本付属する。
Microsoft Surface Hub 84 インチ
「Microsoft Surface Hub 84 インチ」は、3,840×2,140ドット解像度に対応した84インチモデル。機能的には55インチモデルと共通だが、各部がスペックアップしている。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7、グラフィックスがNVIDIA Quadro K2200。ディスプレイは100点マルチタッチ対応の84型で、解像度は3,840×2,140ドット(120Hz)。OSはWindows 10。本体サイズはW2,202.9×D105.4×H1,171.5mm、重量は127kg。そのほかの仕様はほぼ共通。