ソニーは2日(ベルリン時間)、ヘッドホン「h.ear on」とノイズキャンセリングイヤホン「h.ear in NC」を、独ベルリンにて開催中の家電見本市「IFA2015」で発表した。両製品ともに、ハイレゾ音源の再生に対応している。日本国内での発売時期と価格については明らかにされていない。
h.ear onとh.ear in NCは、シンプルな単色デザインを採用した新プロダクト。カラーバリエーションはチャコールブラック、ビリジアンブルー、ボルドーピンク、シナバーレッド、ライムイエローをそろえる。
「h.ear on」
h.ear onは40mm径のドライバーを搭載した密閉型ヘッドホン。ボイスコイルには高感度を実現するCCAWを採用する。振動板にはチタンコーティングを施し、不要な振動を抑制。ケーブルは着脱式で、折りたたみ機構を備える。
主な仕様は、インピーダンスが24Ω、周波数特性が5~60,000 Hz、音圧感度が103dB/mW、重量が約220g(ケーブル含まず)。キャリングポーチと約1.2mのステレオミニケーブルが付属する。
「h.ear in NC」
9mm径のドライバーを採用したデジタルノイズキャンセリングイヤホン。ハイレゾ対応のデジタルノイズキャンセリングイヤホンは、世界初という。ハウジングに備えた2基のマイクで騒音を感知する「デュアルノイズセンサー機能」を搭載する。ケーブルにはリモコンとコントロールボックスを装備。
ノイズキャンセル機能に用いる電源は内蔵のリチウムイオン電池で、フル充電後は約16時間の連続使用が可能。主な仕様は、インピーダンスが32Ω、周波数特性が5~40,000Hz、音圧感度が150dB/mW、ケーブル長が約1.5m、重量が約27g(ケーブル含まず)。