ファーストリテイリングは2日、2015年8月度の国内ユニクロ売上高(速報)を発表した。それによると、8月の既存店売上高は前年同月比2.5%増となり、3カ月ぶりに前年を上回った。
客数は3カ月連続減少
8月は、前半は夏物の売れ行きが好調で、後半は気温が低下するにつれ秋物の立ち上がりが順調となったため、売上が伸びたという。
直営店の売上高は同3.0%増、直営店とダイレクト販売の合計売上高は同3.9%増と、ともに3カ月ぶりに増加した。
客数は、既存店が同5.1%減、直営店が同4.8%減、直営店とダイレクト販売の合計が同3.9%減と、いずれも3カ月連続で減少した。
客単価は、既存店が同8.0%増、直営店が同8.2%増、直営店とダイレクト販売の合計が同8.2%増と、いずれも23カ月連続で増加した。
なお、既存店は前期期首から期末まで通年で稼働した店舗。直営店は既存店と前期末時点での稼働が1年未満の店舗、当期新規出店分の合計。ダイレクト販売は通信販売と法人向け販売の合計となる。