経済産業省 資源エネルギー庁が2日に発表した石油価格調査(8月31日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.0円安い135.7円となり、8週連続で値下がりした。2015年2月16日(135.4円)以来、約6カ月半ぶりの安値となった。なお、下げ幅は前週より0.5円縮小した。

岡山県のみ値上がり

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸売価格を引き下げたことなどが影響した。都道府県別に見ると、岡山県のみ値上がりし、福井県で横ばい、45都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の144.6円(前週144.8円)で、次いで高知県の144.5円(同145.6円)、長崎県の144.4円(同145.2円)となった。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.0円安い146.6円と、8週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格も前週より1.0円安い114.8円と、同じく8週連続で値下がりした。

灯油18リットル当たりの店頭価格も前週より11円安い1,479円と、こちらも8週連続で値下がりした。