ASUS、法人向けに15.6型サイズの一体型PCや「ASUS ZenPad」など展開

ASUS JAPANは2日、LTE/SIMフリー対応Androidタブレット「ASUS ZenPad」シリーズ2モデルと、Windows 7 Professional搭載一体型PC「All-in-One PC ET1620IUTT」を、ビジネス向け製品として発表した。9月4日から発売する。価格はオープン。

ASUS ZenPad

「ASUS ZenPad」シリーズでは、8型モデル「ASUS ZenPad 8.0」(Z380KL)、10.1型モデル「ASUS ZenPad 10」(Z300CL)の2種類をラインナップ。いずれもSIMフリーのため海外出張時に便利なほか、運用コストを抑えられるとする。LTEの対応周波数(バンド)は、2,100(1)/1,800(3)/900(8)/1,700(9)/800(18)/800(19)/850(26)/2,600(41)MHz。W-CDMA(HSPA+)は、2,100(1), 800(6), 900(8), 1,700(9)MHz。

画面解像度は両機種ともに1,280×800ドットで、OSはAndroid 5.0.2。10.1モデルは1,024段階の筆圧感知に対応している。音響機能はDTS-HD Premium Soundに対応し、5.1chサラウンドサウンドが再生できる。

なお、いずれもコンシューマ向けモデルを8月6日に発表済み。専用アクセサリも用意され、スピーカー付きカバー「Audio Cover」、高級感を持たせたケース「Zen Clutch」、スタンド兼用ケース「Tri Cover」も同時発売する。

「ASUS ZenPad 8.0」のCPUはSnapdragon 410、メモリは1GB、ストレージは8GB。内蔵通信機能はIEEE802.11b/g/nおよびBluetooth 4.1。インタフェースは、microUSB×1、USB(pogoピン)×1、microSIMスロット×1、microSDカードスロット×1など。バッテリ駆動時間は動画再生時で約10.5時間。本体サイズはW123×H209×D8.5mm、重量は約350g。

「ASUS ZenPad 10」のCPUはIntel Atom Z3560、メモリは2GB、ストレージは16GB。内蔵通信機能はIEEE802.11b/g/nおよびBluetooth 4.0。インタフェースは、microUSB×1、microSIMスロット×1、microSDカードスロット×1など。バッテリ駆動時間は動画再生時で約9時間。本体サイズはW251.6×H172×D7.9～8.9mm、重量は約510g。

All-in-One PC ET1620IU

タッチ対応の15.6型液晶を採用した一体型PC。VESAマウント75mm規格に対応し、壁掛け設置なども行える。搭載OSはWindows 7 Professional 64bitだが、Windows 8.1 Pro 64bitへ切り替え可能なDVDも付属する。カラーはブラックとホワイトの2色。

主な仕様は、CPUがIntel Celeron J1900(2GHz)、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、ディスプレイが15.6型ワイド(1,366×768ドット、グレア)など。通信機能はIEEE802.11b/g/n。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、D-Sub×2、カードリーダ×1、HDMI×1など。本体サイズはW377.5×D28.5×H247mm、重量は約2.0kg。