お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が1日、東京・六本木の国立新美術館で行われた、映像配信ネットワーク「Netflix」のローンチパーティーに登場し、芥川賞を受賞した小説『火花』が同サービスで来年映像化されるにあたり「思い入れが強い作品なので、どうなるのかものすごく楽しみです」と期待を語った。
この日、又吉はサプライズゲストとして、Netflix日本法人のグレッグ・ピーターズ社長に連れられて登場。ちょうネクタイの上に、Netflixのロゴと『火花』の文字が入った法被を羽織り、「ビートルズの来日みたいですけど…」とつぶやきながらステージに上った。
パーティーの司会を務めた、南海キャンディーズの山里亮太は、Netflix本社のリード・ヘンスティングスCEOと、グレッグ社長という大物2人に挟まれた又吉の姿を見て「上り詰めたな…」と絶句。又吉はこの状況に「感情が表に出にくいタイプなんですけど、今めちゃくちゃテンション上がってます」と通訳に伝え、会場の笑いを誘っていた。
グレッグ社長は「ここからが出発です。又吉さんをはじめ、多くの日本のクリエイターと、すばらしい作品を作っていきたいと思っています」と、Netflixを通じ、日本のコンテンツを積極的に発信していく姿勢を示した。
『火花』の映像化は、現時点では、スタッフ・キャストともに未定。2016年にNetflixで独占配信されることになっている。