TBSは1日、東京・赤坂の同局にて10月期番組改編説明会を開催した。

10月期番組改編説明会に出席した編成局長の伊佐野英樹氏

10月期は「視聴者にとってより身近なTV局に!!」をテーマに、レギュラー番組をさらに強化する。特に、木曜日を"バラエティの日"とし、木曜20時から放送中の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』を10月より2時間のレギュラー番組として放送。19時『プレバト!!』、20時『モニタリング』、22時『櫻井有吉アブナイ夜会』という流れで、家族そろってバラエティを楽しめる曜日を目指す。

また、今年4月にスタートした平日午後帯の生放送番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(毎週月曜~金曜13:55~)も2時間に拡大。これまでの柱である生活情報に加え、その時起きている事件・事故など、視聴者の最大関心事に応える番組にする。

そして、水曜深夜に「水ドラ!!」ど題して30分のドラマ枠を新設し、"スパイス&エッジ"をコンセプトに、深夜ならではの個性的なエッジの効いた物語を放送。10月より第一弾として、オダギリジョー主演の『おかしの家』(毎週深夜23:53~24:23)をスタートさせる。

編成局長の伊佐野英樹氏は「家族そろってみられる番組をラインナップしていくという方針は変わっていない」と伝え、「レギュラー番組が局の基礎体力。まずレギュラーの力をますますつけるというのも秋改編のテーマ」と説明。昨秋と今春の改編で生まれた新番組も定着すべく奮闘中であるとし、「今は番組を育てて体力をつける時期。秋は小幅な改編となるが、それぞれの番組の中で番組内改編をしている」と語った。

今回の改編率は全日7.4%。2014年春の29.7%、2014年秋の19.7%、2015年春の17.6%と比べて低い数字となっている。

左から、編成部長の菊野浩樹氏、編成局長の伊佐野英樹氏、編成部企画統括の石丸彰彦氏

進行を務めたTBSアナウンサーの井上貴博と宇垣美里