ソニーの腕時計デバイス「wena wrist(ウェナ リスト)」が好調だ。同社が運営するクラウドファウンディングサイト「First Flight」で、製品化に向けた支援を先月31日から受け付け始めたが、9月1日午前11時現在、すでに目標達成額の2.2倍となる2,203万2,000円を集めている。
「wena wrist」は従来型の腕時計のデザインを踏襲しつつ、スマートフォンの通知、おサイフケータイ、活動量計の3機能を搭載した腕時計型デバイス。「さりげなく身に着け、時計としての所有感や文化に敬意を払ったものを作りたい」といったコンセプトから、機能を限定した腕時計デバイスの開発に着手したという。
「First Flight」での支援は全6プラン。目標額を達成すると、すべてのプランにおいて支援者にwena wristが届けられる。支援の最低額はThree Hands Silverが送付される34,800円のプランとなっているが、すでに同プランは売り切れ。20台限定でChronograph Silverが送付される54,800円のプランもなくなった。
支援期間はあと60日も残しており、どれだけの支援者、支援額を集められるか、注目される。