三菱航空機は8月31日、開発中の次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)の飛行試験機初号機による初飛行を10月後半に実施することを発表した。
飛行試験機の初号機は、県営名古屋空港(愛知県豊山町)および周辺空域で約1時間の飛行を予定している。初飛行の実施日に関しては、9月末を目途に初飛行を実施する週を公表し、初飛行実施の1日前に翌日実施する旨を公表するとしている。
なお、8月4日に公表された開発の進捗では、飛行試験機の初号機は各種試験ならびにフィードバックを実施、2号機は全機の機能試験中、3号機は艤装作業中で一部機能試験を実施中、4号機は艤装作業中、5号機は翼胴結合作業中となっていた。飛行試験に関しては、初号機の初飛行に続き、2号機は2015年第4四半期に、3号機と4号機は2016年第1四半期に予定している。
※写真は2015年8月4日に公表されたもの
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