米Microsoftはこのほど、画面キャプチャツール「Snip」のプレビュー版を公開した。特設ページから無料でダウンロードできる。

「Snip」の特設ページ

「Snip」はPCの画面をキャプチャ機能に加えて、キャプチャした画像に対して手書きの注釈を加えたり、キャプチャした内容や注釈を加えた画像を共有できるツール。さらに注釈を加える際の過程を、音声付きの動画としても記録できる。

「Snip」を起動すると画面上部に、「画面キャプチャ」「ホワイトボード」「カメラ」といった各機能のアイコンが並ぶツールボックスが表示される

画面をキャプチャしたい場合は、「画面キャプチャ」のアイコンをクリックするか、Print Screenキーを押すと、カーソルが表示される。このまま単にクリックするとアクティブなウィンドウをキャプチャするが、もちろん範囲を選択してのキャプチャも可能だ

画面をキャプチャすると「ホワイトボード」に貼り付けられた状態で表示される。この画面から注釈が付けられる。またファイルの保存やクリップボードへのコピー、画像の共有も行える

ちなみに「ホワイトボード」は白紙のままでも立ち上げることが可能で、メモ書きなどを共有できる

いまのところ、キャプチャした画像に追加できるのは、手書きの注釈と音声だけとなっている。また注釈を付けている過程を動画として保存できる

画像の記録形式は、png/jpg/gif/bmp、動画の記録形式はmp4。対応OSは記載されていないが、編集部ではWindows 7 Professional 64bitとWindows 10 Pro 64bitで、動作することを確認している。

いまのところ、「Snip」に搭載されている機能は限定的だが、MicrosoftではユーザーのFeedbackを受け付け、機能追加を検討している。