台湾OCZは31日、東芝製のA19nm TLC NANDとコントローラを採用したエントリー向けの2.5インチSSD「Trion 100」シリーズを発売した。120GB / 240GB / 480GB / 960GBの4モデルを用意し、店頭予想価格(税別)は、120GBが6,980円前後、240GBが11,095円前後、480GBが22,080円前後、960GBが41,480円前後。
大容量化が容易なTLC NANDフラッシュの特性をいかしたエントリークラスのSSD。NANDとコントローラのどちらにも東芝製を搭載する。また、2.5 インチ/7mm厚の筐体を採用し、薄型ノートPCのストレージ換装などに適しているという。製品自体は2015年7月に発表済みで、日本国内での販売が予告されていた。
インタフェースはSATA 3。転送速度は、シーケンシャルリードが全モデルで最大550MB/s、シーケンシャルライトは480GBモデルと960GBモデルが最大530MB/s、240GBモデルが最大520MB/s、120GBモデルが最大450MB/s。4Kランダムリードは120GBモデルのみ79,000IOPSで、そのほかが90,000IOPS。4Kランダムライトは960GBモデルが64,000IOPS、480GBモデルが54,000IOPS、240GBモデルが43,000IOPS、120GBモデルが25,000IOPS。
3年間の使用を想定した耐久性の目安は、960GBモデルが219GB/日、480GBモデルが110GB/日、240GBモデルが55GB/日、120GBモデルが27GB/日。本体サイズはW69.85×D100×H7mm、重量は48g。
パフォーマンスや安定性のチューニングに加えて、モニタリング、メンテナンスが行えるユーティリティ「SSD Guru」に対応する。