80歳の41歳の父娘コンビの若手芸人「めいどのみやげ」に密着したドキュメンタリー番組『全力老人』が、日本テレビ(関東ローカル)で31日(24:59~25:29)に放送される。
2009年にデビューした「めいどのみやげ」は、ベッキーやカンニング竹山らと同じプロダクション・サンミュージックに所属。父親の「ティーチャ」は、元中学・高校の社会科・体育科教師という経歴を持ち、娘の「サッチィー」は、介護福祉士、社会福祉主事任用資格、レクリエーションインストラクターの資格を持つという異色のコンビだ。
ティーチャは、学生時代からお笑い芸人になりたいという夢を持っていたが、「足腰たってんだし、誰にも反対されないと思ったから」と、再び夢に挑戦することを決意。ライブのギャラは1本約1,000円で年金頼みの生活、さらに、先輩たちの飲み会にギリギリまで参加するため、千葉に住む妻を置いて、都内にある相方(娘)のマンションの隣に引っ越してくるという"下積み生活"を送っている。そんな中、2人は「生前騒」と題し、「芸人人生をかけた最後の勝負」という赤字覚悟のライブを自ら主催する。
演出の栗原甚氏は、ティーチャの「人生のピークは、どこで来るかわからない! だから、今を生きろ! 生き続けろ!!」という静かに燃える決意や心意気に引かれ、今回密着を敢行。「番組の最後までみていただければ、そんな熱いメッセージが視聴者にも必ず伝わると思います!!」と見どころを語っている。
同番組は、日テレの若手クリエイターが新たなブレイク番組を目指す「ネクストブレイク枠」で放送。ナビゲーターは、事務所の先輩であるカンニング竹山。ナレーションを南沢奈央が務める。