風呂から出て、バスタオルで身体をふく。ごく普通の日常的な行動ですが、果たして本当にそれは理にかなっているのでしょうか? というのは、バスタオル使うことにはデメリットもけっこうあるためです。ふと考えてみたバスタオルを使わないアイデアの提案です。
バスタオルのいいところ
身体を包むように拭ける。女性が身体に巻きつけるのにはバスタオルサイズが必要。
身体に巻きつけて部屋着のように使うこともできる。
バスタオルのちょっとイマイチなところ
洗濯するのが大変。
洗濯のタイミングが難しい。毎日お洗濯するとかさばる。かといって、2日目、3日目のバスタオルは臭いが気になる。
洗濯物を干す際に広い空間が必要。洗濯ヒモか物干し竿。
面積を比べてみる
そこでタオルをバスタオルの代わりに使ってみたらどうかな……というのが今回の提案です。
まず、タオルのサイズを測ってみます。
バスタオル 幅50cm×長さ110cm=5500平方センチ。
タオル 幅30cm×長さ70cm=2100cm平方センチ。
タオル/バスタオルといってもサイズはいろいろありますが、面積比でいうと、概ねタオルはバスタオルの1/2弱ということになるかと思います。
身体をふくときに、バスタオル全体をまんべんなく使うわけではありません。
つまり、タオルを2枚使えば、バスタオル代わりになる、ということが言えるのではないでしょうか。
足りなければ3枚使ってみてもいいと思います。
で、使ってみました
風呂上がりに実際に使ってみると、1枚目でざっと身体をふき水気を取ると、2枚目のタオルはほとんど濡れないくらいの状態になります。
身体を隠す際にタオルでは小さすぎますが、自宅で使うなら問題ないかなと思います。
バスタオルをタオルにダウンサイジング
タオル2枚のメリットは、毎日洗ったとしてもバスタオルと比べて洗濯がラクであること、写真のようにハリガネハンガーなどでも乾かせるということです。とにかく、バスタオルよりもサイズが小さいので取り回しがラクですね。
バスタオルの洗濯が面倒だな~と思ったら、タオルにダウンサイジング、試してみてはいかがでしょうか。
執筆:ベル・エキップ
未来生活デザイナー。著書に「手で撮るようにわかるデジタルカメラ徹底活用術」(二期出版)、「人に聞けないパソコン何でも相談」(日本経済新聞社)、「ライフログ入門」(東洋経済新報社)、「記憶する道具」(NTT出版)など多数。
本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。