8月いっぱいでSKE48を卒業する松井玲奈が29日、愛知・豊田スタジアムで開催された「松井玲奈・SKE48 卒業公演コンサート in 豊田スタジアム ~2588DAYS~」の初日公演に出演した。
松井玲奈の卒業の送り出しとこれからのSKE48の船出を意味する"船"をモチーフにしたメインステージのセットに、松井玲奈が17時過ぎに登場。「今日は待ちに待った豊田スタジアムのコンサート、最後までお祭り騒ぎしますよー!」と呼びかけ、正規メンバー51人による「パレオはエメラルド」で幕を開けた。
そして、「チョコの奴隷」「1!2!3!4! ヨロシク!」「青空片想い」など、SKE48の代表的なシングル曲を次々と披露。11曲目の「毒リンゴを食べさせて」では、玲奈と研究生15人がステージに立ち、SKE48加入後の初公演(チームS 1st「PARTY がはじまるよ」公演)と同じポジションとなる一番端の位置で歌唱した。
コンサート中盤には、SKE48初の試みとして、好きな押しメンを携帯電話で撮影できる"撮影OKタイム"を実施。研究生含む全メンバー71人が、観客の近くで「アイシテラブル!」「アンテナ」「ディスコ保健室」「マンゴーNo.2」「ごめんね、SUMMER」全5曲を披露し、会場はさらにヒートアップした。
高木由麻奈が玲奈からの依頼を受けてこの日のために作った楽曲「ブリッジ」では、松井珠理奈や斉藤真木子、石田安奈らが、迫力のあるダンスパフォーマンスとSKE48らしい演出で魅了。終盤で再び、SKE48のヒット曲「12月のカンガルー」「コケティッシュ渋滞中」「賛成カワイイ!」などを歌い終えると、珠理奈が「今回のコンサートで玲奈ちゃんと(一緒に歌う)最後の曲もあって、いろんな思いをかみしめながら一曲一曲、大切に歌わせていただきました。今日が終わってほしくないと思いました」と語った。
アンコール「神々の領域」では、玲奈、珠理奈、大矢真那が登場。玲奈は「今日のコンサートを見て、これからのSKE48を応援していきたいな、と思っていただけたら私は本当にうれしく思います」と伝え、「『僕は知っている』では歌詞の内容と(ステージで頑張っている)メンバーの姿が重なって一瞬うるっとしました」と明かした。最後は、玲奈が初の単独センターを務める最新シングル「前のめり」で締めくくった。
(C)AKS