阪急交通社はこのほど、初の一般公開となるJR東海名古屋車両所にて、新幹線電気軌道総合試験車(通称「ドクターイエロー」)の車内を見学する日帰りツアーを発売した。
ツアーは東京駅から東海道新幹線「こだま」の指定席に乗車し、名古屋駅へ移動。名古屋駅周辺を自由に散策した後、普段は乗車できない回送線で名古屋車両基地へ移動する。回送線移動中の車内では、名古屋車両所の運転士による特別な案内放送も聞けるという。
車両所には約60分滞在し、「ドクターイエロー」の運転台見学、床下から「ドクターイエロー」を眺める体験、車両所内の保守基地見学などを行う。続いて「リニア・鉄道館」にも立ち寄り、再び名古屋駅から東海道新幹線「ひかり」の指定席で東京駅に帰着する。
出発日は10月3・24日、11月14・21日の計4日間。東京駅のほか、品川駅・新横浜駅からも参加でき、旅行代金は大人2万~2万5,000円、こども1万4,000~1万9,000円。各日80名限定で、阪急交通社ウェブサイトにて参加申込みを受け付ける。なお、ツアー名は「初公開企画! 特別区間に乗車して名古屋車両所でドクターイエローを見る 日帰り」とされている。