日本マイクロソフトは28日の公式ブログにおいて、Windows 10のパーソナルアシスタント「Cortana」の日本語版が、Windows Insider Preview新ビルド「10532」から利用できるようになったことを明らかにした。
日本語版のCortanaは、提供されたばかりで機能も限られており、音声も正式なものではないとしている。今後、ユーザーからフィードバックを集めて、さらに機能を強化していくという。公式ブログでは、利用できる機能として、「スケジュール」「リマインダー」「雑談」の3つを紹介している。
1つ目は、カレンダーアプリに予定を入れておくと、Cortanaが1日の予定や次のミーティングの内容を表示してくれるスケジュール機能。「今日の予定は?」「次のミーティングは?」といったユーザーの問いかけにも答えてくれる。
Peopleアプリに登録している連絡先とリマインダーを紐付けておくことで、その連絡先へメールを送信する際に登録内容をお知らせしてくれる、
様々な質問をCortanaに投げかけて雑談も行える。雑談機能はごく基本的な部分から提供され、多くは今後の実装となる見込み。
現在、Windows 10向けのCortanaと並列して、Windows 10 MobileやiOS向けのCortanaも開発が進んでおり、進捗については、今後もブログで紹介していくとしている。