ノイズはこのほど、領域特化型メディア「Asoko.jp(アソコ・ジェイピー)」において、女性器の「色」と「悩み」に関するユーザー投稿データを基にした年代別調査結果を明らかにした。
「Asoko.jp(アソコ・ジェイピー)」は、人に言えないデリケートゾーンの悩みを真面目に解決するウェブサービス。同調査は2015年8月15日時点までに同サービスに投稿されたデータを抽出したもの。アソコの色に関するサンプル数は1,620(うち女性1,051) 、アソコの悩みに関するサンプル数は393(女性のみ)。
サイト上で、自分の肌の色が選択できる「Asokoカラーズ」を利用した女性ユーザーに「自分のアソコのカラー」について尋ねたところ、10代の22.37%が「嫌い」と答えた。20代は44.39%と約2倍に増加している。「好き」と答えた年代が最も多いのは10代(53.88%)で、最も少ない年代は30代(6.01%)だった。
30代においては「嫌い」または「気にしない」に二分される結果となった。年齢を重ねるごとに「気にしていない」比率が上昇し、それに対し「嫌い」比率が減少する傾向にある。
悩みとしては「ニオイ」(21.18%)が最多となり、「ムレ」(17.20%)、「色に関する悩み(黒ずみなど)」「おりものの量」(同率17.04%)、「ヒリヒリする」(7.64%)が上位を占めた。生理現象のほか、黒ずみといった問題も見られ、これらは20代から急激に増加している。
悩みが発生した時期について質問したところ、全年代でデリケートゾーンに関する悩みが集中的に発生するのは20代だった。アソコの色の好き嫌いでは、20代、30代の約半数近くが「嫌い」と回答しており、20代以降の悩みとして生じる色素沈着が原因の1つであると考えられる。