東京・松屋銀座でモダンデザインのヴィンテージ家具展示イベント開催

松屋銀座(東京都中央区銀座)は9月9日～14日、「MODERNISM SHOW -モダン家具とその周辺」を開催する。

現代を代表するショップやディーラーが集う「モダニズムショー」

アメリカ西海岸を中心に根付く「モダニズムショー」は、ヴィンテージ家具を中心とした様々なデザインアイテムを展示販売するイベント。

今回は、戦後、世界各国で生まれたモダンデザインの数々を一同に集め、販売する。インターネットの普及などで物が溢れかえる今だからこそ、もう一度優れたデザインアイテムに触れられる良い機会となるという。 会場では、イタリアのデザイン界の巨匠アッキーレ・カスティリオーニの娘であるモニカ・カスティリオーニのジュエリーも販売する。 イベント出展者は、以下の通り。

「BUILDING」は、1950～60年代にデザインされたヴィンテージ家具を取り扱うショップを東京・白金にて展開。 アメリカ・北欧・イタリア・オランダなど、国を問わない幅広い品揃えと状態の良さにも定評があり、常にグッドコンディションのヴィンテージ家具が手に入る。ジョージ・ネルソン、ポール・ケアホルムなど、デザイナーにクローズアップしたイベントも毎年開催している。

「ELEPHANT」は、2006年にオープンした、表参道裏に店舗を構えるヴィンテージショップ。北欧モダンデザインがもっとも隆盛した1950～60年代のアートピースやプロダクトをメインに取り扱い、 独自の視点でセレクトされた商品を、様々な資料を元に情報を整理し、深く掘り下げて紹介している。取扱作家は、エリック・ホグランをはじめ、スティグ・リンドベリ、カイ・フランクなど。

2014年設立の「STOOL INC.」は、海外のオークションに日本のプロダクトデザインを出品する事を主な活動としている。また過去には、北欧ブームの先駆者としてフィンユールやハンスウェグナーの企画展を開催。 日本初のデザインオークション「コネクトオークション」を主宰し、国外からも信頼をおかれる日本を代表するディーラーの1人となっている。

「Swimsuit Department」は、様々なヴィンテージアイテムを扱うアポイントメントショップを渋谷にて展開。今回のショーではハワードミラー社の時計やアレキサンダー・ジラードがデザインをした食器などを中心とした、モダン家具の周辺に存在していたアイテムを用意する。

「ギャラリー北欧器」は、1950年代を中心とするミッドセンチュリー期の北欧巨匠作家、ベルント・フリーベリ、ヴィルヘルム・コーゲ、アクセル・サルトをはじめとする陶芸美術品、 ガラス工藝品、金工宝飾作品を中心に展開。日本人の目線で作品たちを再構成し、花入やお茶碗などにも使える、用の美として見立てられる作品を厳選して取り扱っている。

開催日時は、9月9日～14日 10時～20時(最終日 17時30分閉場)。会場は、松屋銀座8F イベントスクエア/併催「銀座・手仕事直売所」。