ラーメンのトッピングだけではなく、ごはんのおかずにもなる「チャーシュー」。でも調味料を配合したり、長時間煮込んだりと、手間がかかるものだと思ってはいませんか? 今回は1種類の調味料だけで味付け。たった2ステップでできる簡単チャーシューの作り方を紹介します。
材料
・豚かたまり肉 1つ
・しょうゆ
・ビニール袋
・ネギやしょうがなどの香味野菜 (可能であれば)
早速作ってみましょう。豚肉はネットであらかじめ包んであるものが作りやすいです。部位は豚バラ、肩ロースなど。もも肉でもできますが、バラや肩ロースなどと比べると、硬めの仕上がりになります。
作り方
鍋に豚肉と香味野菜を入れ、水をひたひたに注ぎます。
鍋に火をつけて沸騰させます。沸騰したら弱火にし、豚肉に火が通るまで加熱します。豚肉の大きさにもよりますが、筆者はいつも40分程度加熱しています。
豚肉に火が通ったら、あつあつの状態でビニール袋に入れます。その中にしょうゆを注ぎます。
しょうゆの量は豚肉の大きさによるのですが、まんべんなく豚肉がしょうゆに浸るくらい。ビニール袋の空気を抜き結んで、しっかりとしょうゆが豚肉に漬かるようにします。
あとはビニール袋を結んだ以下のような状態で5~8時間くらい放置します。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れてください。これで調理はおしまい。「豚肉をゆでる」「しょうゆに漬ける」の2ステップで完成します。
ラーメンやチャーハンなど使い方はいろいろ
味付けはしょうゆだけなのに、しっかりと味がつきます。一度、市販のつゆの素をしょうゆの代わりに試したことがあるのですが、しょうゆだけの方が、くっきりとキレのある味わいになると思いました。風味が物足りない場合はしょうがやニンニクなどをプラスしてもいいと思います。
以下の写真はチャーシューを切り分けたところ。冷めているので肉が切りやすいです。
筆者はいつも朝に豚肉を仕込み、ほどよく味がついたころ夕食のおかずにする……という方法で利用しています。おかずにする場合は薄切りにし、野菜を添えて。味付けで残ったしょうゆを上からかけてもおいしいです。しょうゆにラー油を加えたピリ辛タレで食べてもおいしいですよ。
できあがったチャーシューは、ラーメンやチャーハンの具にもなります。玉ねぎの薄切りやレタス、マヨネーズとともにパンにはさめば、ボリュームあるサンドイッチのできあがりです。
ビニール袋に残ったしょうゆには、豚肉のダシが染み出しているので、スープやチャーハンの味付けに利用してみてくださいね。
※正式には「チャーシュー」は豚かたまり肉を焼いて調理する料理を指すようですが、ここではラーメンのトッピング用などに味付けされた豚かたまり肉のことをチャーシューとしています。
執筆:ベル・エキップ
未来生活デザイナー。著書に「手で撮るようにわかるデジタルカメラ徹底活用術」(二期出版)、「人に聞けないパソコン何でも相談」(日本経済新聞社)、「ライフログ入門」(東洋経済新報社)、「記憶する道具」(NTT出版)など多数。
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