HKT48の指原莉乃(22)が、26日に放送されたTBS系バラエティ番組『HKT48のおでかけ!』(毎週水曜25:16~)で、スキャンダル発覚後の秘話を語った。
メンバーからの「人生が終わったと思った出来事は?」の質問を受け、「ないなぁ…」と言いながらも「スキャンダルの時はさすがに終わったと思ったけど」と口にした指原。2012年6月、自身のスキャンダルが報じられた当時はAKB48に所属していたが、総合プロデューサーの秋元康氏からHKT48への移籍を命じられる。翌年にはHKT48劇場支配人を兼任し、第5回AKB48選抜総選挙では大島優子をおさえて1位に輝いた。
スキャンダル発覚後、指原は責任を取って「AKB48を辞める」と決断。「AKB48本体の社長と秋元さんには、『ご迷惑をお掛けしたので辞めます』と伝えました」と当時を振り返り、社長からの返事は「いいよ。辞めたいなら辞めた方がいい。これからつらい思いをするだろうし」だったという。
芸能界を引退するかどうかまでは決めていなかったが、AKB48を辞める方向で話が進む中、秋元氏から言われたのは「AKB48に1つ"お礼"をしてから辞めてください。HKT48に何かをして」だった。それがHKT48に移籍するきっかけ。「当時HKT48は本当にヤバくて。AKB48メンバーもHKT48のことを誰も知らない。人気がない。一人も面白い子がいない」という噂を聞いていた指原は、移籍を決意した。
その後の活躍は誰もが知るところ。「(総選挙で)1位になったのもそこから。今はこうなったから良かったです」と自身のターニングポイントを感慨深げに振り返っていた。