スズキは26日、小型乗用車「ソリオ」「ソリオ バンディット」を全面改良して発売した。軽量で高剛性の新開発プラットフォームを小型乗用車に初めて採用し、コンパクトなボディーサイズはそのままに、室内空間を大幅に拡大している。

「ソリオ HYBRID MZ」

「ソリオ バンディット HYBRID MV」

「ソリオ」「ソリオ バンディット」は、街中での取り回しに優れたコンパクトなボディーに広い室内空間を備えたパッケージングをはじめ、使い勝手の良い後席両側スライドドア、優れた燃費性能などを特徴とするコンパクトハイトワゴン。

今回初採用された新開発プラットフォームは、主要構造や部品のレイアウトを全面刷新し、剛性や静粛性、衝突性能、走行性能などを大幅に向上させた上で軽量化を達成。燃費を向上させながら低回転域でのトルクを高めた新開発のK12C型デュアルジェットエンジン、加速時にモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドの搭載に加え、徹底した軽量化の取組みも行われ、クラストップレベルという低燃費27.8km/リットル(JC08モード走行燃費)と力強い走りを両立した。

その他、乗降性を高めた後席両側スライドドア、利便性が向上したリヤシート、広い荷室と豊富な収納スペース、全方位モニター付メモリーナビゲーションなど、使い勝手と快適性を向上。デュアルカメラブレーキサポートをはじめ、先進の安全技術も搭載し、安全装備を充実させるなど、さらに進化したコンパクトハイトワゴンとなった。

価格は、「ソリオ」が145万4,760~196万7,760円、「ソリオ バンディット」が182万5,200~195万1,560円(いずれも税込)。