JR北海道はこのほど、学校関係者や鉄道警察隊が列車に添乗し、マナー向上を呼びかける「乗車マナー添乗」を札幌、釧路・帯広、旭川・北見、函館の各エリアで実施した。

JR北海道が「乗車マナー添乗」を実施した(写真はイメージ)

リュックサックを背負ったままの乗車、荷物を置くなどの座席の占有や足を投げ出しての着席、通路やデッキでの座り込みなどの混雑を助長するような行為、大声での会話やヘッドホンからの音漏れ、携帯電話での通話などの「音」に関する迷惑行為、乗車時の割り込みやドア付近で立ち止まるといった乗降の妨げになる行為などが見られた場合、声をかけて注意を促すという。あわせて駅や車内の放送でもマナー向上の呼びかけを行った。

同社によれば、「リュックを背負ったままの乗車が多く、奥に詰められないしぶつかって危ない」「荷物で座席を占有されて座れない」「大声でしゃべっている人が多く、うるさくてたまらない」など、乗車マナーの悪さを指摘する声が最近も寄せられているとのこと。今年春に続いて「乗車マナー添乗」を実施することで、マナー向上を図る。

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