NEXCO東日本 関東支社およびNEXCO中日本 東京支社・八王子支社はこのほど、9月の連休期間(9月19日~23日)に関東甲信地方および静岡県内の高速道路などで予測される交通渋滞(10km以上)の傾向と対策などを発表した。
2015年9月は19日~23日にかけて5連休となることから、3社は最近の交通状況に加え、過去の9月大型連休期間の渋滞実績も踏まえて予測を行った。ただし、事故や天候の影響などもあるため、出発前に最新の交通情報の確認が必要とのこと。
期間中に発生が予測される渋滞回数は、下り線では42回、上り線では63回となった。特に下り線では19日~21日、上り線では20日~22日が渋滞のピークと予測されている。
さらに、40km以上にもなる特に長い渋滞の発生も予測されている。下り線では、20日に関越自動車道花園IC付近で50km(ピーク時刻8時)、東北自動車道の岩舟JCT付近で45km(ピーク時刻9時)。また、21日に関越自動車道花園IC付近で45km(ピーク時刻10時)の渋滞となる予測。
上り線では、21日に東北自動車道の上河内SA付近で40km(ピーク時刻18時)、関越自動車道の高坂SA付近で40km(ピーク時刻18時)。22日に、関越自動車道の高坂SA付近で45km(ピーク時刻16時)の渋滞が発生する予測とのこと。
各高速道路では、混雑対策として上り坂などでの速度低下注意喚起や渋滞後尾への追突注意喚起、サービスエリアでの駐車場整理員の配置、臨時トイレの設置、大型車駐車ますの確保といった利用者サービスの強化に取り組むという。
また、3社は渋滞緩和のため、高速道路の分散利用を呼びかけている。渋滞予測情報や道路交通情報は、WEBやスマートフォンアプリから入手できるとのこと。