京都銀行はこのたび、12月7日、東京支店をJR東京駅直結の新築ビルに移転して「東京営業部」へ昇格させ、営業人員を充実し営業力の一層の強化を図ると発表した。

「東京営業部」は2部体制とし新たな営業体制を構築する

東京支店は、1963年5月の開設以来、大企業取引を中心に営業展開してきたが、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けた首都圏のマーケット拡大を見据え、大企業取引とともに中堅・中小企業取引を強化すべく、「東京営業部」として新たな営業体制を構築するという。「東京営業部」は2部体制とし、営業第一部では大企業取引を推進し、ストラクチャード・ファイナンスなどにも積極的に対応するとしている。営業第二部では、地元企業とのビジネスマッチングなど情報営業を強化し、中堅・中小企業取引の拡大を目指すという。

また、同拠点には(1)4月に営業支援部内に設置した「M&A推進室」の専担者を常駐させるほか、本部組織である(2)市場金融部、(3)証券国際部(東京駐在)、(4)東京事務所、および(5)グループ会社である株式会社京都総合経済研究所東京経済調査部も移転し、機能を集中することにより、より一層の金融サービスの充実を図っていくという。

「東京営業部」は首都圏における京都銀行の営業拠点として、存在感の向上と地域への浸透を目指していくとしている。

店舗所在地図