京阪電気鉄道は9月19日から11月29日までの土休日、京阪線にて京都方面への行楽に便利な「秋の特別ダイヤ」を設定する。今年は9月の大型連休に合わせ、開始日を昨年より約2週間早めた。
特別ダイヤでは、京橋~七条間をノンストップで運転する快速特急「洛楽」がこの秋も登場。8000系特急用車両を使用し、午前の京都方面行を9時0分から30分おきに5本、午後の大阪方面行を15時43分から30分おきに5本の計10本運転。京橋~七条間は停車せず、淀屋橋~出町柳間を約50分で結ぶ。
このうち、京都方面への「洛楽」の一部列車は、比叡山、鞍馬・貴船、大原の各方面への連絡列車として運転。淀屋橋駅9時0分発「洛楽」は、出町柳駅10時7分発の叡山電鉄八瀬比叡山口行「きらら」に連絡する「比叡山連絡 洛楽」として運転される。淀屋橋駅10時0分発「洛楽」も、出町柳駅11時0分発の叡山電鉄鞍馬行「きらら」に連絡する「鞍馬・貴船連絡 洛楽」として運転される。
淀屋橋駅9時30分発「洛楽」は、出町柳駅10時35分発の京都バス大原行「特急バス(途中、八瀬駅前のみ停車)」に連絡する「大原連絡 洛楽」として運転。これら3本の「洛楽」には、列車名を記載したヘッドマークが掲出されるという。
その他、昼間時間帯の急行・準急・普通の基本運転パターン変更なども実施。変更点の詳細は同社公式サイトにて案内されるほか、9月初旬から各駅で配布するポケット時刻表にも記載される。