京阪電気鉄道は、1950(昭和25)年9月1日に特急列車が天満橋~三条間で運転開始してから今年で65周年を迎えるにあたり、記念イベントを開催すると発表した。

特急運転開始時に使用された1000型車両(高橋 弘氏撮影、京阪電気鉄道提供)

記念商品として、65年前の特急運転開始時に使用された1000型車両を150分の1スケールで再現した鉄道模型「鉄道コレクション 京阪電車1000型」を限定発売。おもに特急として使用された頃の「特急時代色」(3,000円)と一般色(4,500円)の2種類で、特急時代色は先頭車1000型と中間車1500型の2両セット、一般色はこれに先頭車1100型が付いて3両セットとなる。

10月24日9時から、京阪百貨店守口店6階玩具売場、京急百貨店5階おもちゃうりば、京阪電車主要駅、京阪カードの通信販売サイト「e-kenet マーケット」にて発売する。東京・日比谷公園で10月10・11日に開催される「鉄道フェスティバル」などで先行販売も行う。その他、ボールペン、パスケース、電車型キーライトも記念商品として発売される。

京阪線では9月1~18日、記念ヘッドマークを掲出した列車が運行される。期間中、8000系10編成で運転される全列車に京阪特急65周年アニバーサリーヘッドマーク、期間中の淀屋橋駅9時30分発・9時40分発特急、出町柳駅10時34分発・10時44分発特急の計4本に65年前の特急列車種別標識を再現したヘッドマークをそれぞれ掲出する。なお、京阪電車ウェブサイト内に「京阪特急65周年記念ページ」が8月中に開設される予定だ。