ビー・エム・ダブリューは9月12日、新世代エンジンを搭載した新型「3シリーズ セダン」「3シリーズ ツーリング」を全国のBMW正規ディーラーにて発売する。新型「3シリーズ」発売を記念した限定モデル「340i 40th アニバーサリー・エディション」も10月3日に発売される。

BMW「3シリーズ セダン」

「3シリーズ」は1975年に初代モデルが登場し、今年で発売40周年を迎える。後輪駆動方式や約50:50の理想的な前後重量配分など、いっさい妥協のないクルマづくりにより、「駆けぬける歓び」を凝縮したモデルとして、これまでに全世界で1,400万台以上が販売されてきた。

新型「3シリーズ」は、コロナ・リング・デザインを採用した「LEDヘッドライト」と、「LEDフォグランプ」を新たに全車に標準装備し、精悍なフロントビューをより際立たせた。リヤ・コンビネーションライトにも新たにLEDを採用し、デザインを刷新。スポーティなスタイリングを実現している。

ガソリンエンジンモデルは、BMWグループの新しいエンジン・ファミリーに属する新世代モジュラー・エンジンを新たに搭載。中でも「340i セダン」「340i ツーリング」に初搭載される新開発の直列6気筒ガソリンエンジンは、従来の6気筒エンジンに比べて最高出力が20PS向上し、326PSを発揮する。一方、EUテスト・サイクルにおける燃料消費率、CO2排出量は約10%向上した。

装備面では、歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」(「320 SE セダン」「320 SE ツーリング」を除く)や、ミリ波レーダーセンサーで前方の車両との車間距離を維持しながら加減速を行い、低速走行時には車両停止まで制御する「アクティブ・クルーズ・コントロール」(「320 SE セダン」「320 SE ツーリング」「320i セダンMT車」を除く)などを標準装備としている。

限定モデルの「340i 40th アニバーサリー・エディション」は、「340i M スポーツ」をベースに、エクステリアには特別なきらめきを放つ「タンザナイト・ブルー」のボディカラーを採用。19インチのMライト・アロイ・ホイール、サテン・アルミニウム・ウィンドウ・モールディングによりプレミアム感を演出した。インテリアはブラックのダコタ・レザーシートに、専用装備のBMW Individual レザー・フィニッシュ・ダッシュボードを組み合わせた。

価格は、「320i SE」が427万円、「340i ラグジュアリー」が776万円、「330i ツーリング スポーツ」が621万円など。「340i 40th アニバーサリー・エディション」は879万円で20台の限定販売となる(価格はすべて税込)。