焼き立てのトーストが黄金色に輝く「ふわとろトースト」にする方法の紹介です。

できあがった黄金色のバタートースト。バターがトーストの中に染み込んでいて染みたところはふわふわです

焼き立てのはずのトーストも、バターを塗っているうちに冷めてしまいます。

「焼き立て」とは、トーストを焼いたあとのほんの10秒か20秒の間のことを言い、冷たいバターを塗っているとトーストはみるみる冷め、固くてまずくなるんです。そこで逆転の発想。

オーブントースターで焼く前にバターをのせておきます。それだけで焼き上がった時にパンに染み入ったバターがパンをふわふわにしてくれて、伸ばすのも超簡単に。ちょっとフレンチトースト風味。これはやみつきです。

材料

・食パン
・バター / ソフトバター / マーガリン適量

では作ってみましょう。ここでは普通の食パンを使います。4枚切りタイプを使いました。

比較のため半分に切って、オーブントースターに入れます。

バターをのせます。今回はソフトバターを使いました。ざっくりでいいですよ。

バターをのせたところ。のせ終わったら普通に焼きます。きちんと塗らなくても熔けてくれます。

だんだんバターが熱で熔けてきます。パンからこぼれそうな時は、いったんオーブンから取り出して、こぼれないように調整するといいでしょう。

だんだん焼けてきます。バターの表面がぷつぷつ泡立っています。

焼けてきました。バターが膨らんでいます。おいしそう。バターをのせてない側はきつね色に焼けていますが、バターをのせた側はバターが表面をコーティングしているので固くなりません。

焼き上がったところ。焼き上がった瞬間はバターが膨らんでいます。焼き時間は2分30秒~3分くらいです。

焼き上がった側にバターを塗ってみます。バターが冷えているとなかなか伸びませんし、パンを冷やしてしまってパンが固くなります。

焼き終わったあとにバターを塗った側。バターは塗りむらがあり、表面にしかついていません。食べると固いです。

あらかじめバターをのせたトースト。バターは約1cmほどがパンの中に染み込んでいて、とてもやわらかいです。

焼き上がってからバターを塗るとバターを塗るのに時間がかかり、バターの温度でパンが冷め、食感が固くなります。あらかじめ塗るだけで、やわらかふわふわパンになります。

ぜひお試しあれ。

執筆:ベル・エキップ
未来生活デザイナー。著書に「手で撮るようにわかるデジタルカメラ徹底活用術」(二期出版)、「人に聞けないパソコン何でも相談」(日本経済新聞社)、「ライフログ入門」(東洋経済新報社)、「記憶する道具」(NTT出版)など多数。

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