ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタルは24日、ベンチャーキャピタルファンド「次世代日本先端技術育成ファンド(以下、リアルテック育成ファンド)」に、出資者として電通、東京センチュリーリース、協和発酵キリン、藍澤證券の4社が新たに加わったと発表した。
ブランディングや金融支援など実施
リアルテック育成ファンドは、次世代先端技術を開発する研究開発型ベンチャー企業の支援を行うことを目的としたベンチャーキャピタルファンド。「ヒト、モノ、資金」を総合的に支援するリアルテック育成プログラムを実施している。管理運営は、ユーグレナ社の100%子会社であるユーグレナインベストメント、SMBC日興証券、リバネスが3社で設立したユーグレナSMBC日興リバネスキャピタルが行っている。
今回の新規加入により、出資企業は計12社、ファンド総額は36億円に拡大。2015年内には参加社を増やし、50億円以上のファンドとすることを目指すという。
新加入各社の主な役割としては、電通はベンチャー企業のブランディングやプロモーション支援、東京センチュリーリースは研究開発型ベンチャー企業への金融支援、協和発酵キリンは医薬品やヘルスケア領域における共同研究、およびノウハウ支援、藍澤證券は研究開発型ベンチャーの発掘や大企業の連携支援などとなっている。