Wargaming.netブースでは、World of Tanks推奨PCを販売するメーカー3社によるトーナメントマッチを開催された。各チームがメーカーの「中の人」に加え、プロゲーマーや実況プレイヤー、アイドルなどがメンバーに起用。白熱の戦いを繰り広げ、多数の観客でにぎわっていた。

Wargaming.netのステージで行われるのは「PCメーカー対抗トーナメント」。ユニットコムのサイトによると「WoT第3次秋葉原上陸作戦 旗艦店権」がかかっているらしい

トーナメントに参加したのは、「ユニットコム」「マウスコンピューター」「サードウェーブデジノス」の3社。いずれもバラエティーに富んだ助っ人をチームメイトに加えた。メンバーは以下の通り。(カッコ書きが入っているものは助っ人)

ユニットコム「チーム・レベル インフィニティ」
イイヤマンレッド
イイヤマンアキラ
高橋敏也(テクニカルライター)
名取貴裕("戦車おじさん"で知られるWoT実況プレイヤー)
水沢柚乃(アイドル)
マウスコンピューター「チーム G-Tune」
杉澤
安田
総師範KSK(格闘ゲームコミュニティ「GODSGARDEN」発起人)
ふり~だ(プロゲーマー)
倉持由香(アイドル)

ユニットコムチームの助っ人 アイドルの水沢柚乃さん

こちらはマウスコンピューターチームの助っ人 アイドルの倉持由香さん。ちなみに水沢さんと倉持さんは同じ事務所

サードウェーブデジノス「チーム ガレリア」
桑園勉
冨岡功
エヌマイル
中島工作
吉岡麻耶(声優)

ガールズ&パンツァーで「安斎千代美(アンチョビ)」役を務める吉岡 麻耶さん

試合形式は3チームの総当たり戦で、勝利条件は一勝先取制(敵全車両撃破か敵陣地奪取)。試合時間は最長10分で、使用車両はTier 8以下かつ軽戦車、中戦車、重戦車、駆逐戦車、自走砲で、プレミアム砲弾は使用禁止となっている。マップは当日発表ということだったが、普段使われることが少ないチームバトル専用の「ゴーストタウン」が使用された。

冒頭、チームが順に紹介され全員が出そろう。さて栄冠はどの会社に?

1回戦:レベル インフィニティ vs G-Tune

途中、カメラ代わりに使われていたオブザーバーに対して発砲するトラブルと(設定ミスで)バーズアイ視点による中継が行われなかった。試合は次第に"白兵戦"となるつつきあいに。最後は名取氏が操縦していたT49の榴弾砲が当たったことでレベル インフィニティが勝利した。

チーム レベルインフィニティのメンバー。助っ人が多いチームでもある

負けたチームG-Tuneの総師範KSK氏によると「このマップだけ隠れるところが少なく、作戦が立てられなかった」と敗因を語っていた。そこで作戦として「全員で陣地まで突っ走ろう」と決めたものの「重戦車が待ち構えていて動けなかった」という。

ラスト寸前。2台のド付き合いで終わると思いきや、T49が援護射撃を決めて……

レベルインフィニティの勝利!

第2戦:レベル インフィニティ vs ガレリア

開始早々ガレリアチームのリーダーが操縦する自走砲が、レベルインフィニティの軽戦車見つかり撃破。「今回のルールは5対5で少ないので一両やられるだけでも結構プレッシャー」とのこと。しかしその後、レベルインフィニティのリーダー車が2対1の戦いを強いられ撃破され、残機が1対3に。レベルインフィニティは「Tier8だと装弾40秒」の自走砲のみとなり、ガレリアチームの勝利。

チーム ガレリアのメンバー。助っ人は吉岡さんだけで、あとはすべてサードウェーブデジノス社員の方。ということで、かなりの練習を行ったらしい

試合冒頭に冒頭ガレリアリーダーの自走砲が撃破されて、苦戦するかと思いきや……

その後、形成が逆転し、結局レベルインフィニティで最後に残ったのは連射のできない自走砲。しかも無駄打ち

第3戦:G-Tune vs ガレリア

G-Tuneチームが町の外、ガレリアが町中で構える形でスタート。序盤からガレリアが攻め込み、実況(名取氏)いわく「戦術がうまくて、どんだけ練習してきたんでしょうか?」という形となる。そのままガレリアチームが的確に敵を倒し、無傷で全車両を撃破。

チーム G-Tuneのメンバー。このチームには総師範KSK氏やプロゲーマーのふり~だ氏を擁するが、基本的に格ゲーがメインなのでWoTの腕前は未知数だ

真横から狙いをつけられるものの、うまく逃げるガレリアチーム

最後は移動射撃に弱いT49が撃破されてガレリアチームの勝利

ということで、チームガレリアが2勝したことで、PCメーカー対抗World of Tanksトーナメントはサードウェーブデジノスのチーム ガレリアが栄冠を手に入れた。

PCメーカー対抗トーナメントの勝利はサードウェーブデジノスのチーム ガレリア

優勝杯を受取、観客にアピールする吉岡さん