海遊館が「EXPOCITY」に開設準備中の「NIFREL(ニフレル)」の開業日が11月19日に決まり、その施設概要およびweb企画が発表された。
世界が広がる7つのゾーン
会場準備中の日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」が、11月19日に大阪府吹田市の万博記念公園に誕生する。新施設「NIFREL(ニフレル)」は、水族館、動物園、美術館のジャンルを超えて、生き物や自然の魅力を直感的に楽しめる「生きているミュージアム」として「EXPOCITY」内にオープンする。
館内は生き物の個性や魅力に沿って「いろ」「わざ」「すがた」「WONDER MOMENTS」「みずべ」「うごき」「つながり」の7つに分けられ、「WONDER MOMENTS」では松尾高弘氏による光のアートが楽しめる。
「いろにふれる」のコーナーでは、水のゆらぎを感じる蓋のない13台の水槽内に、バイカラードッティーバック、ニシキテグリ、シロボシアカモエビなどの鮮やかな色彩の生物が展示される。「すがたにふれる」のコーナーは、終わりなく光のドットが続く空間のなかに、チンアナゴ、ミノカサゴなどの姿かたちが不思議な生物を展示して不思議な調和を演出するなど、各コーナーごとに感覚に訴えかける展示がされるという。
公開中の「ニフレル公式ホームページ」で、8月3日からニフレルならではの情報を発信する新コンテンツ「LIBRARY」がスタート。多彩な分野で活躍する著名人にスポットを当て、第1回は「いのち」を考えるというテーマで、詩人の谷川俊太郎氏が登場している。
また、オープン前のニフレルを体感できるプレミアムチケット(ペア)が10名に当たるプレゼント企画も開始。NIFREL公式ツイッターのフォロワーになって、タグ「#ニフレルにふれる」と共に、クイズの答えをツイートして応募する。応募期間は9月25日まで。