7月1日にサービスインした「Apple Music」は、約1カ月後に利用者数が1,000万人を突破、先行するSpotify(有料会員2,000万人)を急ピッチで追い上げている。ここ日本では、いわゆるJ-POPなど邦人アーティストのカバー率が足りないという弱点を抱えているものの、人力による楽曲キュレーションなど、従来のストリーミングサービスにはなかった機能が好評だ。
そんなApple Musicだが、初回メンバーシップ登録後3カ月間は試用期間とされている。サービスインから3カ月を経ていないだけに、8月現在すべてのユーザが課金を経験していない状況だ。はじめて課金されるのは登録から3カ月後、初日に登録したユーザの場合10月1日ということになる。
いち消費者としてはありがたく利用させていただくのみだが、他のサービスも気になるところ。国内勢では「AWA」や「LINE MUSIC」があり、どちらもJ-POPに関してはApple Music以上の品揃えだ。iPhoneでの使いやすさとキュレーション機能はApple Musicに軍配があがるとしても、課金利用に踏み切るかどうか、ギリギリまで待ちたいというのが本音だろう。
そんな迷えるユーザにお勧めしたいのは、とりあえずApple Musicの自動継続をキャンセルすること。初期値ではオンに設定されているため、試用期間終了にあわせて課金されてしまうが、オフにしておけば継続されず退会処理となる。課金利用したい気持ちが固まったときオンに戻せばいいだけのこと、オフにすることのデメリットはない。
操作はかんたん、『ミュージック』を起動して画面左上の人物ボタンをタップ、Apple IDを表示して購読管理の画面からApple Musicメンバーシップを選び、自動更新スイッチをオフにすればいい。自動更新をオフにするだけで、試用期間中はまったく変わらずサービスを利用できるので、継続するかどうか思う存分迷ってほしい。
操作手順をカンタン解説
(提供:iPad iPhone Wire) |