クロス・マーケティングはこのほど、「サードウエーブコーヒーに関する調査」の結果を発表した。調査は6月13日~15日、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県在住で、週に1回以上コーヒーを飲んでいる20歳~59歳の男女800人を対象にインターネット上で行われた。

「1年前と比較したコーヒー飲用頻度の増減意識」

コーヒー飲用頻度の変化について聞いたところ、1年前と比べて「飲む頻度が増えた」と答えた人は23.8%。「変わらない」と答えた人は69.8%で、「飲む頻度が減った」と答えた人は6.5%だった。

コーヒー飲用頻度の変化をコーヒーのタイプ別にみると、コンビニのカウンター内で提供する「カウンターコーヒー」(24.5%)だけが、1年前と比べて飲用頻度が増えている。

「1年前と比較したコーヒー飲用頻度の増減意識(コーヒータイプ別)」

「サードウエーブコーヒー」について質問したところ、「どのようなものか知っている」と答えた人が8.4%、「聞いたことがある」と答えた人が18.8%だったのに対し、「まったく知らない」と答えた人は72.9%だった。

ちなみにサードウエーブコーヒーとは、米国のコーヒーブームのうち第3のブームにあたるもの。「厳選したコーヒー豆の使用や鮮度の徹底管理をし、なおかつバリスタがドリップで一杯一杯淹れるコーヒー」と調査では解説している。

「サードウェーブコーヒーの認知率」

サードウエーブコーヒー提供店を利用したいか聞くと、「ぜひとも利用してみたい」は8.6%、「機会があれば利用してみたい」は39.9%で、半数近い人に利用意向があることが分かった。その理由では、「コーヒーがおいしそうだから」(69.6%)が最も多く、「豆にこだわっているから」(39.1%)、「淹れ方にこだわっているから」(32.1%)が続いている。性別、年代別に見ると、40代女性では「雰囲気が良さそうだから」(34.0%)、20代女性では「話題性があるから」(32.0%)が多くの回答を集めていた。

「サードウェーブコーヒー利用意向」

「サードウェーブコーヒー利用意向理由」