定番タブレットPCにLTE対応モデルが登場 - マイクロソフト「Surface 3」

Surface 3

マイクロソフトからは「Surface」シリーズの新モデルとして、10.8型の「Surface 3」が発売された。最大の特徴は、LTE通信に対応するSIMフリー端末である点。大手通信キャリアのSIMカード、あるいは通信料金の安いMVNOの格安SIMサービスを利用することで、外出先からでもタブレットPC単体で高速なモバイル通信が利用可能となる。

Surface 3のLTE通信はソフトバンクモバイル系のMVNOであるワイモバイルに最適化されており、動作確認およびサポートされているのもワイモバイル回線のみ。ソフトバンク系以外のMVNO製SIMカードもまず利用できるが、NTTドコモやau(KDDI)が利用する一部のバンドに対応せず、サポート外である点には注意が必要だ。また、LTE通信本来の性能を発揮できない可能性があることも覚えておきたい。

対応バンドについては多少の不満があるものの、デザインやスペックなどを含めた総合的な完成度は非常に高い。マグネシウム合金を利用した質感の高いボディや、プロセッサにAirmont世代のIntel Atom x7-8700(1.6GHz)を搭載するなど、ガジェットとしての魅力にあふれるモデルだ。

製品名 Surface 3
量販店価格 81,800円
OS Windows8.1 Update 64bit
CPU Atom x7-8700(1.6GHz)
メモリ 2GB(64GB SSDモデル) / 4GB(128GB SSDモデル)
グラフィックス Intel HD Graphics (CPU内蔵)
ストレージ 64GB / 128GB SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 10.8型、1,920×1,280ドット
タッチパネル ◯(マルチタッチ、デジタイザー内蔵)
有線LAN 非対応
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.0
センサー 照度、近接、加速度、ジャイロ、電子コンパス、GPS、Assisted GPS、GLONASS
Webカメラ フロント350万画素/リア800万画素
主なインタフェース USB 3.0、Mini DisplayPort、MicroUSB(充電用)、microSDメモリーカードスロット
バッテリ駆動時間 10時間(動画再生時)
本体サイズ W267×D187×H8.7mm
重量 641g