日本フランチャイズチェーン協会は20日、2015年7月度のJFAコンビニエンスストア統計調査(速報)を発表した。それによると、7月の売上高(税別)は既存店ベースで前年同月比1.2%増の8,485億700万円となり、4カ月連続で前年を上回った。
淹れたてコーヒー、飲料、アイスなど好調
7月は、西日本を除いて中旬以降は天候に恵まれ、平均気温も高温だったことから、全店・既存店の来店客数はともに増加。また、淹れたてコーヒーを含むカウンター商材が好調を維持したほか、特に梅雨明け以降、飲料やアイスクリームなどの夏物商品の売れ行きが伸びたため、全体の売上が増加した。
既存店ベースの来店客数は同0.1%増の14億1,839万人と、2カ月ぶりのプラス。平均客単価は同1.1%増の598.2円と、4カ月連続のプラスとなった。
商品別の売上高は、日配食品が同3.2%増、加工食品が同1.1%増、サービスが同8.2%増。一方、非食品は同2.2%減となった。
全店ベースについて見ると、売上高は同5.1%増の9,291億8,100万円と、29カ月連続のプラス。来店客数は同4.2%増の15億3,457万人と、52カ月連続のプラス。平均客単価は同0.9%増の605.5円と、4カ月連続のプラスとなった。