メディア・インテグレーションMI事業部は、十三弦箏をKontakt Instrumentsとして再現したSonica Instruments社の新製品「KOTO 13」を発表した。発売日は9月1日。価格は2万9,800円。
同製品は、エレガントな爪弾きからアグレッシブなグリッサンドまで、幅広い演奏表現を持つ日本古典楽器である十三絃箏のサウンドを収録したNative Instruments Kontakt 5.1対応インストゥルメント。箏の演奏は丸田美紀氏によって行われており、KontaktプログラミングはUMLAUT AUDIO社が担当。また、自由にコントロールすることができるプラッキング・ コントロール機能を搭載し、爪弾きのニュアンスを持たせたまま発音遅れのない、速いフレーズやグリッサンドも表現できる。
さらに、25種類ものアーティキュレーションと6つのフレーズバンクを備え、それらすべてがKey switchとコントロール チェンジで自在にコントロールを行える。13個の白鍵で演奏するスケール演奏モードや、楽曲専用のオリジナルスケールを作成可能なユーザースケールモード、23種類の調子(お箏の古典スケール)なども装備する。対応OSは、Mac OSX 10.6.8 以降、Windows XP / Vista / Windows 7 / Windows 8 / Windows 10。なお、本ライブラリーを使用するためには、Native Instruments Kontakt 5.1以上(Full版)が必要(Kontakt Player非対応)。